ナヴァラン・プランタニエール

おしゃれなパリジェンヌにとって、春の訪れは冬物さようならを意味する。

レイチェル・クーは、煮込み料理界も同じだ、と言う。

牛の赤ワイン煮に別れを告げたら、

"春のナヴァラン"の登場だ。

ナヴァランとは、"子羊の煮込み"のこと。
今回は、新玉ねぎ・グリンピース・さやえんどうと、春の野菜を多く使うので、

"ナヴァラン・プランタニエール"だろうか。

ちょうど最近、スーパーにラム肉コーナーができたのだが、残念ながら塊肉は売っていなかった。

今回は、小間切れのラム肉を購入。
薄くて火の通りが早く、煮込みすぎると固くなってしまうため、にんじんは電子レンジで加熱して軟らかくしてから加え、10分だけ煮込んだ。
レイチェル・クーのレシピは、春野菜の甘味を生かしたシンプルな味付けで、ハーブと塩こしょうのみ。

私はラム肉の特徴的な味が少し気になったので、無添加ブイヨンスープの素と塩こしょうで味付けした。

これでも、シンプル。
十分に野菜の旨味を感じられた。

これをメインにすれば、スープを作らずにサラダを作るだけで済む。

あとは、パンを食べる。

野菜たっぷりの夜ご飯。
パリジェンヌは、だからスタイルがいいのかな、とふと思った。


フレンチ&イタリアンなおうちカフェ

レイチェル・クーに憧れて、フランス風&イタリア風なおうちごはんを楽しむ料理日記。

0コメント

  • 1000 / 1000